1月28日（月曜日）朝方に雪が降った様です。

1.栄養バランスの良い日本型食生活
　日本の食生活は、これまでお米を中心に魚や野菜、肉、果物
などを取り入れた栄養バランスの良い食事をしてきました。
　しかし、最近の日本では昔に比べて主食であるご飯を食べる
量が減り、ヨーロッパやアメリカのように肉や乳製品などを沢
山食べるようになってきました。そのため、栄養バランスが崩
れ、肥満や病気になる人が増えています。
　そこで、改めてご飯を主食に、魚や野菜、肉、果物などのお
かずを楽しめる栄養バランスの良い「日本型食生活」が見直さ
れています。


　　　　　　　　　イラスト／MDR・Hide
2.ごはんのパワー
●栄養バランスがとりやすい　
主食であるごはんは、どんなおかずとも相性がよいので、
いろいろな料理と組み合わせられ、栄養のバランスが摂
りやすいのが特徴です。
●早くエネルギーに変わる　
ご飯は、エネルギーにすばやく変わる性質を持って
います。スポーツ選手が試合前におにぎりを食べたり
するのも、ご飯ならすぐにエネルギーとなって競技
でより力が発揮できる、という理由からです。
●ゆっくり消化されておなかがすきにくい　　
ご飯は粉にしないで粒のまま食べます。そのため
ゆっくりと消化されるのでお腹が空きにくいと言う
長所があります。また、脂肪を体に蓄えようとす
るホルモンの出方が、パンや麺にくらべてゆっくり
で、肥満や糖尿病などの病気の予防になります。
●一汁三菜
主食／ごはん
主菜／大豆製品、魚、肉、玉子
副菜／野菜、きのこ、海そう
汁物／みそ汁など
※牛乳・乳製品や果物をいっしょに食べると、
　よりバランスが良い食事になります。

●主食には
ご飯やパン、麺などがありますが、日本型の食事の
主食といえば、やっぱりご飯ですね。