6月29日（金曜日）越路吹雪ロングリサイタル

今朝は早出の予定が7時過ぎ、また寝過ぎです・・・
アラ〜外が暗くなって来ましたが、一雨来そうですね〜
さて、さて今朝は早々に「劇団四季」のパンフの整理
一冊、一冊・・・想い出がいっぱいです。

●1978年9月1日「越路吹雪ロングリサイタル」より


●リサイタル歴25周年「越路吹雪ロングリサイタル」にて
　越路さんからサインを頂いた。



●ごあいさつ・・・・・・越路吹雪
皆様、本日は私のリサイタルにお越しいただきまして厚く御礼申し上げます。
今回のリサイタルは、昭和二十八年の暮、銀座のヤマハホールで初めて
リサイタルを開きましてから、丁度二十五年めに当ります。
夢のまにすぎた二十五年でございました。
電信柱に自分でポスターをはって歩き、初日を開けたときの、おののきが、昨日の
ことのように思い出されます。
あれから今日のリサイタルまで、毎回舞台の幕が上がる前のおそれは、少しも変
ることなく、却って年と共に、おそろしさが増して来るような気がいたします。
皆様のあたたかい御声援に支えられて、ここまで歩いて来られましたことに、
改めて感謝申し上げ、二十五年を一区切りとして、また、初心に返り
新しい出発をさせて頂きます。
有難うございました。



●越路吹雪が、もしも浅利慶太という演出家と出会わなかったとしたら？
日生劇場における「越路吹雪ロングリサイタル」の成功は、有り得なかったろう。
どちらかというと、越路にとっての方が、その意味合いがより強く重いと思われるが、
二人にとって、その出会いは、まぎれもなく「一期一会」と言えるのではなかろうか・・・